TOP | ヨツールパイプシステム | ドラフトの重要性

 

ド ラ フト と は上 昇 気 流 の こ と 。
煙 突 の 役 割 の 一 つ に 、燃 焼 の た め のド ラ フト を作り、屋外に排気ガスを排出することが挙げられます。
最 適 なド ラ フト は 最 適 な 燃 焼 に よ っ て 生 ま れ ま す 。ヨ ツ ー ル で は 1 2 - 1 8 P a (パスカル)が基本的なドラフトと推奨しています。
 

ドラフトとは上昇気流

高 い 温 度 が ド ラ フ ト を 促 し ま す 。 最 適 な ド ラ フ ト は 、製 品 本 体 と 煙 突 の 直 径 、 そ し て 高 さ が 合 致 し た 時 に 得 ら れ ま す 。ド ラ フ ト が 強 す ぎ る と 、 熱 も 煙 突 に 吸 い 込 ま れ る 場 合 が あ り ま す 。そ の 場 合 は ダ ン パ ー 、電 動 式 排 気 フ ァ ン な ど を 用 い て 調 整 す る こ と を お 勧 め し ま す 。 一 方 、 曲 が り の 多 い 煙 突 は 、ド ラフトを減少させてスムーズに排気ができないこともあります。
 

密接に関係するドラフトと配管

適切な高さの煙突で、多くのドラフトを得ることができます。もしドラフトが不 足であれば 、煙 突を高くすることが 解 決 策 の 一 つです。煙 突 の 直 径は、本 体 に つ い て い る フ リ ュ ー ア ウ ト レ ッ ト の 直 径 と 同 じ か 、そ れ よ り も 大 き く な け れ ば い け ま せ ん 。円 形 の 煙 突 は 、四 角 形 の 煙 突 よ り も よ り よ い ド ラ フト が 得 ら れ ま す 。 そ し て 煙 突 の 曲 が り は 、ド ラ フ ト を 減 少 さ せ る の で 、 極 端 な 曲 が り は避け、緩やかな配管にして下さい。
 

ドラフトに重要な燃焼用空気

開 放 型 暖 炉 は 、1 時 間 あ た り 約 3 0 0 m³ の 空 気 が 必 要 で す 。一 方 、密 閉 式 暖 炉( 扉 の あ る 暖 炉 )は 1 時 間 あ た り 3 0 m³ の 空 気 が 必 要 で す 。ま た 、同 じ 部 屋 に キ ッ チ ン の 換 気 扇 が 設 置 さ れ て い れ ば 、よ り 多 く の 空 気 が 必 要 と な
り ま す 。な ぜ な ら こ の 場 合 、換 気 扇 の 影 響 で 部 屋 が 負 圧 に な り 、部 屋 に 煙 が流れ込む“逆流”が起こる場合があるからです。
外 気 導 入 型 の 薪 スト ー ブ 本 体 は 、外 気 か ら 燃 焼 用 空 気 を 用 い る こ と で 、こ の逆流を防ぐことができます。
 

風の影響

高い木、崖や高い建物はドラフトに影響を与えます。この問題は、煙突を高 く す る こ と で 通 常 解 決 す る こ と が で き ま す 。極 端 な 状 況 下 で は 電 動 式 排 気 ファンを設置してドラフトを安定させる必要があります。